1880s x 1950s ACC UK [DOUBLE-CHAIN-BRACELET 14kt & 9kt GOLD/DIAMOND]

1880s x 1950s ACC UK [DOUBLE-CHAIN-BRACELET 14kt & 9kt GOLD/DIAMOND]

販売価格はお問い合わせください。

circa
#chain: 1880s
#clasp: 1950s

country: Made in England

material
#chain: 9kt Pink Gold (9金ピンクゴールド)
#clasp: 14kt Yellow Gold(14金イエローゴールド)

gem: Natural Diamond (天然ダイヤモンド)

size: 16.7cm(閉じた状態の内周)

weight: 44.55g

accessories: Gem Identification / 宝石鑑別書(申請中。ご購入時に付属します)

comment
40gオーバーの重量感あるUKヴィンテージのダブルチェーン・ブレスレット。

「1850年代のUKヴィクトリアンのブレスレット」とイギリスの仕入先ディーラーは言っていましたが、よくよくモノを観察してみると、これは1880年代製の9金ピンクゴールドのTバー付きウォッチチェーンが、1950年代にクラスプ(留め具)をつけてブレスレットにコンバートして仕立てられたモノ。

チェーンはリンクの1つ1つに9金を表す"375"と"9"の刻印が打たれたピンクゴールドで、クラスプ部分は"14K"の刻印が入ったイエローゴールド。チェーン部とクラスプ部で金位の表示法(「9」にはKがなく「14K」にはKがある)にズレがあること。カラー(ピンクゴールド&イエローゴールド)に違いがあること。チェーンの製法がヴィクトリアン期(1837-1901年)なのに、クラスプは14Kという1932年以降に用いられる金位であること。さらに1930年代にはアールデコの流行期で、戦後(1945〜)から1950年代かけてにはヴィクトリアンなデザインが再流行していること。これらを総合的に見ると、Tバーを含む9金ピンクゴールドのチェーン部分はレイトヴィクトリアン期(1880-1900年頃)、クラスプ部分は1950年代製と判断されます。
Tバー付きのチェーンは懐中時計用として使われていたモノ。その懐中時計が使われなくなり、代わって腕時計やブレスレットが流行した1950年代にブレスレットにリメイクされたモノなのでしょう。
この背景自体が、19世紀から20世紀にかけての世界史を見事に象徴していて面白いですね。

セイフティチェーン付きのクラスプには、サンバーストの彫りの中心にオールドヨーロピアンカットの天然ダイヤモンドが彫り留められた豪華なデザイン。
そしてすべてのチェーンリンクにある刻印もデザインとなっています。そのチェーンが2連です。
これほど完成度の高いデザインのボリューミーなメンズブレスレットはそうそうお目にかかれるモノではありません。

<金位について>
イギリスのアンティークジュエリーでしか見られない金位が9ktゴールド、12ktゴールド、15ktゴールド。
9ktゴールドは、1880-1900年頃のレイト・ヴィクトリアン期に多く用いられます。
12ktゴールドと15ktゴールドは、1854-1932年に用いられた金位。この2つは、1932年以降は14ktゴールドにとってかわります。
1854年以前のものは、そのほとんどが15ktゴールドです。